GLOSSARY

用語辞典

この用語辞典は、ルミネラボの研究ページで使う天文・宇宙天気・地震・暦の言葉を、1文の定義から先に説明したものです。天文学や観測の用語と、占いや暦の慣習の用語は、はっきり分けて書いています。

著者:いまぽん。(所長) 公開: 最終更新:

月齢Moon age

月齢は、直前の朔(新月)の瞬間から経過した日数です。

朔のとき0で、約29.5日で次の朔に戻ります。満月はおおむね月齢14〜15前後ですが、月の軌道が楕円のため毎回同じではありません。

ルミネラボでの扱い:JST正午の時点で、真の朔(計算で求めた実際の新月の瞬間)から実際に経過した日数を使います。日本の暦で一般的な「正午月齢」と同じ考え方です。

輝面比Illuminated fraction

輝面比は、地球から見た月の円盤のうち、太陽に照らされて明るく見える部分の割合です。

新月で0%、満月で100%に近づきます。月齢と輝面比は1対1には対応せず、同じ月齢でも輝面比は少し違うことがあります。

ルミネラボでの扱い:日次記録では%で記録しています。週次分析では、輝面比99%以上の日を満月の前後、1%以下の日を新月の前後として示します。

太陽フレアのX線等級GOES X-ray flare class

太陽フレアのX線等級は、GOES衛星が測る波長0.1〜0.8nmのX線フラックスのピーク値で、フレアの規模を表したものです。

弱い方からA・B・C・M・Xの5段階で、1段上がるごとに10倍になります。Bは10⁻⁷W/m²、Cは10⁻⁶、Mは10⁻⁵、Xは10⁻⁴W/m²が基準です(Aは10⁻⁸)。

後ろの数字は倍数で、C1.5は1.5×10⁻⁶W/m²を意味します。

ルミネラボでの扱い:日次記録の値は、その日の最大フレアの等級です(出典:NOAA SWPC)。週ごとの比較は、等級をX線フラックスに直して比べます。

Kp指数Planetary K-index

Kp指数は、地球全体の地磁気の乱れを3時間ごとに0〜9で表した指数です。

世界の複数の地磁気観測所の値から求めます。5以上は磁気嵐とされ、NOAAの宇宙天気スケールでは5がG1、9がG5に当たります。

ルミネラボでの扱い:日次記録のKpは、データセットに日ごとに1つ記録された値(記録値)です。その日の最大値とは限りません(出典:NOAA SWPC)。

黒点相対数Sunspot number

黒点相対数は、太陽面の黒点の多さを表す数で、R=k(10g+s)で求めます。

gは黒点群の数、sは個々の黒点の数、kは観測者や望遠鏡による補正係数です。国際的な基準値は、ベルギー王立天文台のSILSOが公表する国際黒点数です。

ルミネラボでの扱い:黒点数はSILSOの国際黒点数を出典として扱います。

二十八宿Lunar mansions

二十八宿は、月の通り道(白道)に沿った星空を27または28に区切った区画で、月がどの区画にいるかを表します。

インドのナクシャトラ(27、アビジットを加えると28)、宿曜(日本・中国)、アラビアのマナーズィル(28)などがあります。

日本の暦注にある「二十八宿」は、28の宿を日に順番に割り当てたもので、その日の月の位置とは関係しません。名前が同じでも、月の位置で決まる宿とは別物です。

ルミネラボでの扱い:日次記録の「二十八宿」は、天文計算エンジンが月の位置から求めた宿です。暦注の二十八宿とは別に扱います。

二十四節気Twenty-four solar terms

二十四節気は、太陽の黄経(地球から見た太陽の位置)を15度ごとに区切った24の区切りです。

春分が黄経0度、夏至が90度、秋分が180度、冬至が270度です。現在の暦では、太陽が実際にその黄経に達した瞬間を節気とします(定気法)。

ルミネラボでの扱い:国立天文台の暦要項と照合しています(2026年8月下旬の照合で96件、ずれは最大0.60分)。

六曜Rokuyō

六曜は、旧暦の月と日の組み合わせから決まる暦注で、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6つです。

旧暦の月と日の数を足して6で割った余りで決まります。吉凶を表すとされますが、科学的な根拠はない慣習です。

ルミネラボでの扱い:暦の慣習として計算し、科学的な意味は与えません。旧暦・六曜の計算は便利ジャパンの暦と照合しています(30日分で全一致、2026年8月下旬)。

逆行Retrograde motion

逆行は、地球から見たとき、惑星が星空の中をふだんと逆向き(東から西)に動いて見える現象です。

地球と惑星がそれぞれ太陽のまわりを回っているために起きる見かけの動きで、惑星が実際に逆向きに動くわけではありません。

ルミネラボでの扱い:天体の位置から計算できる現象として扱い、意味づけは占いの解釈として区別します。

ボイドタイムVoid of course Moon

ボイドタイムは、西洋占星術の概念で、月が最後の主要なアスペクト(天体との角度)を作ってから次の星座(サイン)に入るまでの時間です。

天文現象ではなく、占星術の決まりで定義される時間です。どの天体・どの角度を数えるかで、開始時刻が変わります。

ルミネラボでの扱い:時刻の計算は天体の位置から行い、意味づけは解釈として分けます。開始時刻は惑星の黄経の精度に左右され、最大8分ずれることがあります(計算方法と精度)。

マグニチュードと震度Magnitude and seismic intensity

マグニチュードは地震そのものの規模を、震度はある場所での揺れの強さを表します。

マグニチュードが1大きいと、地震のエネルギーは約32倍になります。震度は気象庁の震度階級で、0・1・2・3・4・5弱・5強・6弱・6強・7の10階級です。

一つの地震のマグニチュードは一つですが、震度は場所ごとに違います。

ルミネラボでの扱い:週次分析では、USGS(米国地質調査所)が公表するマグニチュードを使います。気象庁のマグニチュードとは値が違うことがあり、USGSの値も後から改訂されることがあります。

地球近傍小惑星(NEO)Near-Earth Object

地球近傍天体(NEO)は、太陽に最も近づく距離(近日点距離)が1.3au以下の小惑星や彗星です。

1auは地球と太陽の平均距離(約1億4960万km)です。NEOであることは、地球に衝突することを意味しません。

月距離(LD)Lunar distance

月距離(LD)は、地球と月の平均距離(約38.4万km)を単位にした距離の表し方です。

小惑星が地球に近づくときの距離を伝えるのによく使われます。

スピエンスSPIENCE

スピエンスは、スピリチュアルとサイエンスを掛け合わせた、ルミネラボの研究・開発姿勢です。

確認できる事実、データからの解釈、これから検証する仮説を分けて扱います。科学的な証明を意味しません。

ルミネラボでの扱い:定義の正本はスピエンスとはのページです。